ムダ毛の自己処理方法のおすすめと注意点

ムダ毛のセルフケアには、いくつか注意点があります

ムダ毛の自己処理・セルフケアの注意点を横浜マリアクリニックが解説

「医療レーザー脱毛を始めさえすれば、ムダ毛処理の手間がなくなる」というわけではありません。
個人差・部位ごとの差はありますが、ムダ毛がほとんど気にならない肌になるまでには約1年の期間がかかります。それまでの間は、脱毛を始める前よりは頻度は減るとはいえ、生えてくるムダ毛を自己処理していただく必要があります。
また、医療レーザー脱毛の施術を受ける際には、あらかじめムダ毛を処理して表面に毛が生えていない状態にしていただく必要があります。

自己流でのムダ毛処理は、肌を傷つけてしまうだけでなく、医療レーザー脱毛の効果が十分に得られなくなってしまう恐れがあります。
ご家庭でのムダ毛処理方法について、横浜マリアクリニックがご案内いたします。

おすすめは電気シェーバーを使ったムダ毛処理

横浜マリアクリニックでは、脱毛期間中のムダ毛は電気シェーバーを使って自己処理をすることを推奨しています。

電気シェーバーの最大のメリットは、肌に直接刃が当たらないため、お肌を傷つけてしまう心配なくムダ毛処理ができるという点です。
電気シェーバーには、大きく分けて顔用・身体用の2種類がありますが、細い産毛も逃さずキャッチできて細かい部分まで丁寧に処理できる顔用の電気シェーバーが特におすすめです。

カミソリを使う場合は、肌の保護を十分に

医療レーザー脱毛の期間中にカミソリを使う時は十分な肌の保護を

電気シェーバーの次におすすめできる自己処理方法は、カミソリを使った自己処理です。
脱毛前の自己処理にも、カミソリであればお使いいただくことができますので、「明日脱毛に行くのに、電気シェーバーがない!」といった場合もご安心ください。
(※VIO脱毛の施術の場合は、電気シェーバーの持参もしくは購入をお願いしております。)

カミソリは電気シェーバーとは異なり、刃が直接肌に触れるムダ毛処理方法です。
ムダ毛と同時に肌の表面も削り取ることになるため、肌に大きなダメージを与え、肌荒れや色素沈着の原因になってしまいます。

カミソリを使うときは、シェービングジェルやクリームで十分に肌を保護し、剃毛後は肌をしっかり保湿して乾燥から守るようご注意ください。
また、カミソリの刃をこまめに取り換えて切れ味の良い状態を保つ、できるだけ毛流れに沿って剃るようにするといったことも、肌ダメージを緩和させるためには効果的です。

脱毛期間中は控えていただきたいムダ毛処理方法

医療レーザー脱毛の期間中は、「剃る」「切る」タイプのムダ毛処理以外は避けていただくようお願いしております。

「抜く」「溶かす」ムダ毛処理方法や、家庭用の光・レーザー脱毛器の使用は、医療レーザー脱毛の効果が十分に発揮できなくなるためです。
また、これらのムダ毛処理方法は肌へのダメージも大きいことから、脱毛期間中でなくてもあまりおすすめはできません。
代表的なムダ毛処理方法についてご紹介します。

毛抜きを使ったムダ毛処理

医療レーザー脱毛の期間中は毛抜きの使用はお控えください

医療レーザー脱毛は、毛の黒い色素に反応して熱に変わるというレーザーの仕組みを利用した脱毛方法です。
そのため、毛穴の中に毛の根っこが残った状態でないとレーザーが反応しないため、脱毛効果を得ることができなくなってしまうのです。
毛抜きで毛を根元から引き抜く自己処理は、医療レーザー脱毛の期間中は行わないようご注意ください。

毛抜きを使って1本1本抜いていくムダ毛処理は、シェーバー・カミソリによる自己処理と比べて効果が長く持続することから、根強い人気があるムダ毛処理方法です。
綺麗に抜けた時の快感から、ムダ毛を見つけるとついつい抜いてしまうという方も少なくないでしょう。
しかし、毛を無理やり引き抜く行為は、毛穴まわりの皮膚に大きな負担をかけてしまいます。
毛穴開きの原因になるほか、毛嚢炎や埋没毛といった肌トラブルにも繋がってしまいます。

脱毛ワックス・テープを使ったムダ毛処理

毛抜きと同じ理由で脱毛期間中にはおやめいただきたいのが、脱毛ワックスや脱毛テープを使って毛を引き抜くムダ毛処理です。

脱毛ワックスや脱毛テープは、施術を受ければ一瞬でつるつるの仕上がりになるため、こちらも根強い人気の残るムダ毛処理方法です。
ただ、こちらも毛を引き抜くことで毛穴まわりの皮膚に負担をかけてしまうのに加えて、皮膚の表面も一緒に引き剥がすことになるので、余計に肌への負担の大きい方法だと言えるでしょう。

脱毛(除毛)クリーム・スプレーを使ったムダ毛処理

脱毛(除毛)クリーム・スプレーも、医療レーザー脱毛の期間中は使用不可

脱毛クリーム(除毛クリーム)とは、除毛成分を含んだクリーム状の製品の事です。最近では、背中のムダ毛処理もしやすいスプレータイプのものも増えてきました。
毛が生えた状態の肌に塗って一定の時間を置いてから落とせば、毛が無くなってつるつるの肌が現れるというものです。
毛抜きやワックスと異なり痛みが無く、電気シェーバーやカミソリと異なり生えてくる毛がチクチクしないというメリットがあります。

脱毛クリーム・脱毛スプレーも、皮膚表面の毛を溶かす(厳密にはタンパク質の結合を破壊する)という作用のみになるため、永久的な脱毛効果は期待できません。
また、脱毛クリームの成分が原因で肌荒れを起こしてしまう場合があります。

こういったクリーム・スプレーを使った除毛は、毛を根元から無くすことができるわけではありませんが、医療レーザー脱毛の効果が十分に発揮できなくなる可能性がございます。
脱毛施術前の自己処理としては、使用しないようお願いいたします。

脱毛期間中のムダ毛処理のお悩みも、
横浜マリアクリニックへご相談ください

ムダ毛処理のお悩みは横浜マリアクリニックへ

ここまでご紹介してきたとおり、医療レーザー脱毛を始めてすぐにムダ毛の自己処理から解放されるというわけではありません。
脱毛を始めてもしばらくの間は自己処理は必要であり、さらに、その自己処理方法においてはいくつかご注意いただきたい点もございます。

横浜マリアクリニックでは、脱毛期間中の注意点についてはカウンセリング時にもご案内いたします。
これまでずっとムダ毛の自己処理を続けてきた方は、様々な疑問・不安をお持ちのことでしょう。

「これまでずっと毛抜きで自己処理してきたけど、医療レーザー脱毛を始めても問題ない?」
「カミソリで自己処理し続けたせいで、肌荒れと毛穴のブツブツが…」
「家にボディ用の大きいシェーバーしかないけど、脱毛前の自己処理もこれで大丈夫かな?」

気になる点や不安がありましたら、カウンセリング時にお気軽に医師・スタッフへご相談ください。

記事監修医師
横浜マリアクリニック院長 
小林幸子

【略歴】

  • 平成16年 獨協医科大学卒業
  • 平成23年 横浜マリアクリニック開設(旧セシルクリニック)
横浜マリアクリニック院長 小林幸子 プロフィール写真

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